今日は東京都新宿区にある新宿御苑へ野鳥観察に来ました。ネットで「東京都 野鳥観察」で検索すると、割と野鳥観察おすすめスポットとして出てくるのでLet's GO!
新海誠作品の中で最も好きなアニメ「言の葉の庭」。舞台は新宿御苑になっているので楽しみ!都内における桜の名所でも有名です。
最寄り駅はズバリ新宿御苑前。東京メトロ丸ノ内線の駅で降車します。駅から徒歩5分くらい。新宿三丁目駅からも徒歩5分くらいで、新宿駅からでも10分ほどで到着するというアクセスのよい場所にあります。
地下鉄出口を出てビルの角を曲がると、もうすぐそこに新宿御苑が見えます。
新宿門から入場しました。一般は500円、65歳以上と学生(高校生以上)は250円、中学生以下は無料です。
毎週月曜日と年末年始が休園日(月曜日が休日の場合は翌平日)となっているので気を付けてくださいね
入場して目の前の広場です。
あー、広い。天気がよくて最高!
園内(苑内?)マップを案内しますね。事前の調査によると左側にある『母と子の森』で野鳥観察ができるらしいです。
新宿門から近くてラッキー!
母と子の森へ向かいます
母と子の森に到着しました。マップがあるのでざっと確認。色んな森がありますね。
マップと対峙するものの思った通りに進む自信が持てなかったので、まずはぶらつくことにする
この辺りは人がまばらです。
道なりに行くというよりも、野鳥がいそうな雰囲気の方へとさまよいます。
ヒヨドリ発見と思ったら、少し小さい。ツグミでした。
ヤマガラを見つけた!ヤマガラの顔の方へ歩いて行けばヤマガラはお尻向けちゃうし、また顔の方へまわってもまたまたお尻向けるのでこんな写真です。。
軽めの迷子になりました。
シジュウカラを発見!なぜかシジュウカラを見つけるとホッとします。
このあたりではヒヨドリを一番多く見かけました。
木の名前に疎いので、ここがどこの森だか分かりません。
シメも発見。初見ではないけど、私にとってはなかなかレアな野鳥。
コゲラもいました。
コゲラを見つけるとだいたい、イタリアSerieAのサッカーチーム、ユベントスを思い出します。デルピエロのファンでした。
池?だか湿地帯?だかのところで何人かバーダーさんたちがいましたので、私も交じってそちらの方をジッと見ることにしました。
ちょこちょこ歩いている野鳥を発見!初見のキセキレイだ!お腹の黄色がきれいですね。やったやった。
日本庭園と上の池をお散歩しよう
「母と子の森」を抜けると日本庭園に到着します。思いがけず「母と子の森」で野鳥にたくさん会えたので、余裕のよっちゃんいかの心持ちで散歩ができそう。
新宿御苑は、徳川家康の家臣・内藤氏の江戸屋敷の一部がそのルーツといわれています。
明治に入り、農事試験場を経て、明治39年(1906年)に皇室の庭園となりました。
向こうに見えるはNTTドコモ代々木ビル
そして戦後昭和24年(1949年)に国民公園として一般に公開されることとなりました。
園内には、風景式庭園、整形式庭園、日本庭園と異なる3つの庭園が巧みにデザインされ、明治を代表する近代西洋庭園といわれています。
変わった松に惹かれました。アカマツの品種でタギョウマツ(多行松)というそうです。根元からたくさんの幹が分かれて立ち上がるのが特徴です。
翔天亭がありました。カフェやアイスなどを販売しているということですが、まだオープンしていなかったのかな。お茶席体験イベントなども開催しているらしいです。
ヒヨドリが木の実をついばんでいました。
2月後半ですが、庭園の桜は冬から咲き始めるサツマカンザクラなので開花していました。
カメラで桜や梅の写真を撮っている方がたくさんいらっしゃいました。
私もせっかくカメラを首からぶら下げているので、何枚か撮りました。
やっぱり一眼レフカメラ欲しくなりますね。
『祝 即位記念樹』の梅がありました。この梅は令和への改元を記念して、梅の名所とされる大宰府天満宮より贈られたものと書いてありました。
高層ビル群と庭園のコントラスト。
うーん、どうでしょう
『旧御涼亭』に到着しました。こちらは昭和天皇の御成婚を記念して、当時の台湾在住邦人の有志の方々から寄贈された建物で、この建物は中国南方地方(福建省)の建築(ビンナン建築)と同じ様式で造られており、本格的中国風建築の日本における数少ない建物として、貴重なものと評価されています。
建物の中に入ることができます。”於物魚躍”の窓。調べると「ああ満ちて魚躍れりと」と読み「天子を賛美する言葉」だそうです。
中央休憩所から中の池・下の池へ南下します
日本庭園ではヒヨドリしか見つかりませんでした。
野鳥がいないので観光案内のガイドになってしまいました。
中央休憩所カフェ「SASAYAIORI+新宿御苑」に着きました。お洒落な建物。中に入ると抹茶パフェとかアイス最中などが販売されていて、ゆっくりくつろげそうな空間になっていました。
近くの松の木にエナガの群れを発見!ほんとに目の高さでこんなに近くでエナガを見るのは初めてだったので感激しました。ピーピー、ジジジってエナガ同士で会話しているのもかわいい。
北海道のシマエナガは大変な人気ですが、エナガもかなり良い。エナガの体重は500円硬貨と同じらしいです。
中の池に沿って水鳥がいないか探します。
中の池に沿って歩いています。
日陰に隠れた水鳥たちをようやく発見。
マガモのつがい。いつ見ても微笑ましいですよね。
野鳥がいなくても散策している人を楽しませてくれます。
スイレンも見頃を迎えていました。ふんわり香りもいい感じ。
歩いているとツグミを発見。
池の方にもツグミを発見。視線の先には・・・
ぷかぷかカイツブリ。
プラタナス並木で昼ご飯
お昼を過ぎたので、お弁当を食べる場所を探すことにします。
途中、シロハラを発見!いつも木陰に隠れている印象がありますね。割と好きな鳥です。
こちらは腹ペコ、シロハラはお腹が出てる
プラタナス並木に着きました!なんかもう外国の映画でみた景色みたいで最高!この辺りは成形式庭園といって、美しくデザインされた庭園らしいです。
ここだけでもお金を払う価値がある!
このベンチに座ってお手製弁当を食べました。
バラ花壇もありますが、さすがに今は咲いていないですね。
玉藻池に着いた
プラタナス並木から北上すると玉藻池の入り口に到着しました。行こうか行くまいか迷いましたが、行っときますか。
野鳥はいませんでしたが、
来てよかったと思いました。
大木戸門あたり、そして温室へ
さらに北上すると大木戸門に到着します。メインとなる新宿門の他に、大木戸門と千駄ヶ谷門の合計3つの入り口があります。
熱帯植物を楽しめる大きな温室があります。まだ 肌寒い季節なので温室と聞けば行ってみたい気持ちもありますが、我慢して探鳥に注力するよう致します。
温室を過ぎて道なりに進みます。
重要文化財指定の旧洋館御休所に到着しました。天皇や皇族が温室で植物を鑑賞される際の休憩所と創建されていて一般公開されているようですが、我慢して探鳥に注力するよう致します。
新宿門の方へ西に向かって進みます。
桜がきれい。
そのすぐ隣の葉もない木にメジロの群れがいました。桜と言えばメジロ、メジロと言えば梅なのになかなか桜のある方に行かないようです。人が多いからかな。
花鳥風月が感じられる写真に憧れます
千駄ヶ谷門とこども広場はどうでしょう
新宿門に着きましたが、まだ時間もあるし、せっかくなので南下して、まだ行っていない千駄ヶ谷門の方へ向かいます。
千駄ヶ谷門に着きました。こちらは国立競技場駅から徒歩5分、千駄ヶ谷駅からも徒歩5分で入ることができる入場口となっています。
千駄ヶ谷門のすぐ目の前はこども広場になります。遊具もあっていいですね。
シジュウカラに会えました。
帰る道すがら上の池で会えました!
ぼちぼち帰ろうかなとこども広場を過ぎて新宿門に戻る途中の上の池の遠くの方で、なにやらかすかに動く影を見つけてしまいました。
双眼鏡で覗いてみると、、、確かに何かいるぞ!!
コンデジで最大の80倍ズーーーーーゥム!オシドリだ!!
しかも20羽以上いる。しかし遠すぎてうまく撮影ができない。初見だし、こんなカラフルで不思議な野鳥はいないからずっと眺めていました。あー、楽しい。
仲睦まじい夫婦をよくおしどり夫婦って言いますが、実際にはオシドリは毎年ペアを変えているんですよね(苦笑)
新宿門に着いたので後ろ髪を引かれつつ、そのまま出口から出て帰ります
公園を一歩出るとこんな感じ。公園とのギャップがすごすぎる。
新宿御苑は見どころがたくさんあって楽しいところです。写真が多くなってしまったのもそのせいでして、、、すみません。