コンデジお供にバードウォッチングをはじめてみた

東京都内を中心とした野鳥観察の訪問記録を綴ったブログです。

林試の森公園でバードウォッチング

今日は東京都品川区と目黒区の区境にある林試の森公園まで野鳥観察にやってきました。”りんしのもりこうえん”と読みます。

この公園に決めた理由は探鳥会が度々開催されていることと、林業試験場の跡地に整備されたことから珍しい樹木が多く見られるのが特徴ということでちょっと楽しそうだなって思ったから。特に、絶滅危惧種のハナガガシや、他の公園ではなかなか見られない樹木が数多く配置されているとのことです。

いやー、久々の探鳥です!実は上野恩賜公園とどちらに行こうか迷っていたところ、ニュースで1月25日は双子のパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」の最終観覧日のため当日多くの人出が予想されるでしょうと聞いて、直感でこちらにお邪魔しました。

最寄駅は東急目黒線・都営三田線・東京メトロ南北線の武蔵小山駅。ここから公園まで徒歩約10分の道のりです。

駅を出たらすぐに回れ右をして細い路地を歩いていきます。このファミマでおにぎりとお茶を買いました

こういった細い路地をすり抜けていきます。

細すぎてほんとにこの道で合ってるの?とGoogleマップを何度も見直さざるを得ない。

都内に住んでいる人は知っている人も多いと思いますが、武蔵小山は閑静な高級住宅街です。

シャオシャオレイレイな街並み、、、もとい、おしゃれな街並み

ようやく公園らしい趣のあるところまで到着しました。

今まで使っていたコンデジCoolpixB500はお休みし、今回から新しく買ったNIKON CoolpixP950を使って撮影していきます!ズーム機能が40倍から82倍になったので、野鳥も2.05倍多く見れるはず?従来通りレタッチなし、トリミングなしの撮って出しでお送りします。

朝の6時45分、林試の森公園に着きました。

ちなみに”林試”とは林業に関する研究を行う機関のことをいいます

武蔵小山駅からだと水車門というところが一番近い公園の入り口になります。

雰囲気がよいですねー、水車はいずこに?

公園の全体MAPを見てみましょう。林試の森公園は、>東西に700m、南北に250mの細長い形をしており、約45分で外周を一周することができます

<昭和33年に林業試験場としてつくられた場所です。昭和53年に試験場の機能は筑波に移り、それが払い下げられた跡地に平成元年に「林試の森公園」として整備されました。

12万平方メートルの広さは東京ドーム2.5個分。小さすぎもせず、でかすぎもせず、探鳥するのにちょどよいGoodな広さ。

出典:東京都公園協会

冒険広場・芝生広場らへんを探鳥します

さっそく探鳥をはじめよう!はじめに公園の右半分側を中心に野鳥観察をしていきます。足取りも軽く、階段を1段飛ばしで進みます。⇒MAP

芝生広場に着きました。朝の早い時間は大気が安定して音が遠くまで届くため、野鳥が「さえずり(求愛や縄張り主張)」をする最適な時間、なはずですが、まったく聞こえず、閑静な公園です。

芝生広場というより、この時期は落ち葉広場になりますね

まん丸太ったヒヨドリに会えました。

ヒヨドリ

野草の径を調査しましょう。

ヒヨドリに会えました。今日はたくさんヒヨドリに会えそう。

ヒヨドリのフラグが立ちました

ヒヨドリ

こうした道は散歩が楽しい。ここを歩いているときに道の左側は緑で、右側は茶色いと思いました。

途中、1本の倒れた大きな木が柵に囲われている場所に着きました。なんでも2011年9月の台風で地響きとともに倒れたユーカリの大木が、そのまま腐り、自然に還るまでの生態系プロセスを観察するために保存されているそうです。 

こうしたコンクリートが敷かれた道はバリアフリールートとして設計されていて、ジョギングする人も多いですね。

ランニングコースに適した周回コースは1.2kmほどですが、他の細道などを使うことでクロスカントリー的なコース取りも可能です。

このバリアフリールートに面して、こうした小径も所々にあります。そのため気まぐれに小径に入ると自分が今どこにいるかがわからなくなります。

ほぼ同じ風景が続くので、三叉路に着いてもどこへ行くかは決まっていないので、行き先にちょっと迷います。こういう時はいったん立ち止まって野鳥の鳴き声が聞こえる方にしましょう

この時は「ヒーヨ、ヒーヨ」と聞こえました

いました、ヒヨドリ

ヒヨドリ

カメラを上位機種に変えても空が白飛びするのは変わらない。

基本的にオートフォーカスで撮影しているからフォーカスのエリアを暗いところに合わせてしまっている可能性があるんだよなーと分かってても白飛びする。

シジュウカラを発見!

ネクタイが細いからメスですね

シジュウカラ
試林の森公園の木について
都内でも屈指のケヤキ、クスノキ、プラタナス、ポプラ、スズカケノキなどの巨木がある。その他、カイノキ、トチュウ、シナユリノキ、チンタオトゲナシニセアカシア、ベニカエデ、ヒマラヤゴヨウ、レバノンスギ等の外国産樹木やアベマキ、ハナガガシ、ニオイドロ、シマサルスベリ、ヨコグラノキ、ナナミノキ等の珍しい木など約200種類が植えられてあり、解説のプレートもつけられている。

木を勉強している方にはすごく良さそう。冬だと葉っぱが落ちている木も多いので違いが分かりづらいもね。夏に来ると良さそう。

逆光だけど、ムクドリに会えました。

ムクドリ

公園の端の方に来ました。なかなか高いところにあることがわかります。

またまたヒヨドリに会いましたよ。

ヒヨドリ

落葉する木もあれば、

落葉しない木もある。今、改めてそう思う。

この木はどんな葉っぱを付けるのかな。

鵯(ヒヨドリ)発見! ⇒漢字を拡大

この機会にヒヨドリを漢字で書けるようにしておこう

ヒヨドリ

芝生広場に出てきました。

そして四十雀(シジュウカラ)を発見!

四十雀の名前の由来は、すずめ(雀)40羽分の高価な価値がある小鳥であったことから「四十雀」と呼ばれるようになったという説。もう一つは、「四十雀」が沢山の仲間と群れで生活する様子を、「四十」という大きな数字で表したという説。いわゆる諸説あり、ですね。

シジュウカラ

芝生広場にひと際目立つ大きなクスノキがあります。樹齢100年を超える林試の森公園のシンボル「大きなクスノキ」は、樹高約29メートルもあり、この公園のシンボルとなっているようです。

肝心なところでやらかした、お手本のような逆光。狙ったかのような逆境。

近くに寄ってみる。東野圭吾さんによる小説『クスノキの番人』を読んでいたのであの感動が今、蘇る。バックグラウンドミュージックは『風の谷のナウシカ

近くに記念碑があります。要約すると、明治11年(1878)、東京府下西ヶ原で開始された樹木試験場の事業を受けて、明治33年(1900)、この地に農商務省目黒試験苗園が設定され、明治38年(1905)11月1日、山林局林業試験場が発祥した、です。

ん?公園の住所は品川区だけど、碑があるのは目黒区。となると発祥の地って、、、やめとこう。

少し歩くとツグミがいました。

冬と言えばツグミさんですね。今年もシベリア方面からわざわざ日本に渡ってきてくれてありがとう!

ツグミ

まだ2月にもなっていないのに、もう梅が咲いています。

枯れ木ばかりの画が続いていたのでよかったよかった。

梅にヒヨドリ。花札には「梅にウグイス」という札がありますが、私はまだウグイスに会えたことはありません。ただし、札の絵に描いてあるのはメジロだと思う。。

ちなみに「花鳥風月」は、春の花、夏の風、秋の鳥、冬の月など、四季を通じて見られる美しい自然の景色を指します。

ヒヨドリ

広場をぐるぐる観察します。

ここで「林試の森公園」という名前に疑問が湧きませんか?

この公園の木たちは林なのか、森なのか。なんとなく木がまばらにあって狭めなのが「林」で、林よりも範囲が広めでギッシリ木が詰まっているのが「森」と思っている人も多そうですよね、漢字のイメージで?

「森」と「林」の主な違いは、自然にできたか、人の手が入ったかという点です。森は樹木が自然に密生し鬱蒼としている場所、林は人の手で管理・育成された木々(人工林)が並ぶ場所を指すのが一般的です。

だとすれば、森という感じはしないかなぁ。”林試の林公園”だと林が被るし、”林試の森林公園”だと「しんりのりんしんこうえん」とか言い間違えそうなので、なるほど”林試の森公園”がベストですね(私の勝手な解釈です)。

新しいカメラで楽しいから出てくる野鳥、何でも撮っちゃう。

ヒヨドリ

冒険広場には遊具があります。

公園と名の付くところには「ブランコ」「すべり台」「砂場」の公園の三種の神器を設置する義務があったんですが、1993年(平成5年)に法律が改正され、設置義務が廃止されました。

こうしたハイキングをしている感覚を持てる公園は珍しいから、散歩がとても楽しい。

メジロだ!

すばしっこく動くので撮影するのに苦戦しました

メジロ

本当に歩いていて気持いい公園

森林浴をするにはうってつけ。近隣に住んでいる方たちがうらやましいです

このあたりにオナガが3羽ぐらいいました。あっという間にギーギー鳴きながら飛んで去ってしまって撮影できずで、その場にいて撮ったシジュウカラ

シジュウカラ

せせらぎ橋を渡って次のステージに向かいます。

ラクウショウの森・じゃぶじゃぶ池付近を探鳥します

せせらぎ橋を下りて、公園の中央を南北に横断している水辺を探鳥します⇒MAP

池・流れにつきました。

併せてラクウショウの森辺りにも到着。右手に見えるのが六角堂

おやおや、まさか野鳥がいませんよ

六角堂でひと休み。ラクウショウを眺めながらファミマで買ったおにぎりとコーヒーをいただきます。

スギの仲間であるラクウショウは古い時代の木で、水辺から離れることができません。 根が湿地の中にあると呼吸ができないので根の一部を地上に出して息をしているのです(呼吸根)。名前の由来は、秋になると羽のような葉が落ちる様子から「落羽松(らくうしょう)」

池の周りを探鳥します。

カモ類を期待していましたが、今日はお留守のようです。

メジロがいました。横向きのメジロも撮れましたが、珍しく真後ろから撮れたのでこちらを採用。

哀愁漂うメジロ

メジロ

ヒヨドリもひょっこり現れました

ヒヨドリ

さきほどのメジロとは別に3羽、水を飲みにやってきました。

池・流れを何週もしましたが、見られたのはヒヨドリとメジロのみでした。他のバーダーさんともすれ違い、なんだかひと安心。

メジロ

隣にあるジャブジャブ池に来てみました。

この季節だからでしょうが、ジャブジャブしていませんでした。

周囲を探鳥するも野鳥の姿も鳴き声もなく、ジャブジャブ池を去ろうとしたその瞬間、一羽の鳥が飛んできました!!

ヒヨドリだ!

ヒヨドリ

幼児コーナーを通り抜けます。

次のステージへと移ります。

プラタナスの広場・大きな広場・森の広場辺りを探鳥します

今度は公園の西側(左側)の開けた場所を探鳥します⇒MAP

出合いの広場を通ります。お子さんが自転車に乗る練習をしていました。

がんばれがんばれ

正面に見えるのはサービスセンター。冬の探鳥に来ているため落葉している木の写真ばかりですが、春や夏の公園は色鮮やか。公園のホームページには四季折々の写真がありますので見てくださいね。⇒HP

お子さんたちがジョギングをしていました。

えらいなぁ。手前のちっちゃい子も足を止めることなく付いていっていました。がんばれがんばれ

森の広場大きな広場の周囲をぐるっと探鳥します。

ムクドリの群れがあちこちで見られました。

ムクドリ

上方から「ツピーツピ―」の鳴き声がします。シジュウカラがいました。

ちなみにシジュウカラは目黒区の区の鳥です。品川区はユリカモメ。

シジュウカラ

プラタナスの並木を抜けます。

プラタナスの並木、好きなんですよねー。新宿御苑にあるプラタナスの並木はすごいですよ!

広場の外周を歩いています。

落ち葉の色と同系色なので気付きずらいですが、見つけたよ!アオジさん。

アオジは秋冬に本州に渡ってくる漂鳥。繁殖期(春先)に、高くよく通る美しい声でさえずるといわれる”高原のテノール”を聞くのは難しいんですよね。

アオジ

広場ではサッカーが始まりました。

私も中学校・高校はサッカー部に所属していたので興味深く見てしまいましたが、みんなお上手。しかし、公園で野球をして遊んでいる少年の姿は本当に見なくなりました。この公園は左側3つの広場で軟式&ゴムボールでキャッチボール可能だからLet's キャッチボール!

視線を戻して探鳥を続けます。

ヒヨドリがいました。

ヒヨドリ

外周だけではなく、こんな小道もあるので通ってみます。

シジュウカラがいました。

シジュウカラ

ヒヨドリもいました。

ヒヨドリ

意外ですが、公園の西側の方が野鳥がいる気がしました。

先ほどアオジと会えた場所とは別の場所にもアオジがいました。

アオジ

まだまだ行きますよー

シジュウカラが歩いていました

シジュウカラ

シジュウカラが木に止まっていました

シジュウカラ

本当に自然豊かで整備されているよい公園。ここが品川区と目黒区なんてふと思うとすごいことだ。

シジュウカラが鳴いています

私がバードウォッチングを始めたのはシジュウクカラ。

シジュウカラ

デイキャンプ場に着きました。野外炉、野外卓、洗い場の設備まで整っています。利用できる期間は5月1日~10月31日(10時~16時)なので今はひっそりしています。

利用できる対象は小中学生を団体のみで、焚火など火の使用はできないみたい。私はソロキャンプ・デイキャンプもよくやるんですが、都内で焚火できるところは本当に少ないんですよね。

ベンチでカメラのバッテリー交換中。

ずっと遠くにある木に鳥のような黒い影が見えたので、コゲラだ!と思って慌ててカメラのズーム機能を使って撮影!モニターで確認すると、、、シジュウカラでした。

2000mm(82倍)の超望遠カメラを始めて使ったけど、目標をとらえるのが予想以上に難しいことに気が付きました。ちょっとカメラを動かすだけでも目標から大きく外れてしまう。んー、慣れですかね。

シジュウカラ

実は公園内を4周しています。5週目の半分くらいで13時を過ぎたところ、野鳥もほとんど見られなくなったので、本日はここで野鳥観察を終了します。

武蔵小山駅に戻って楽しみにしていたことをします

林試の森公園の最寄り駅が武蔵小山駅と知った時点から、「帰りにここへ寄ろう」と決めたお店があるので、そこへ行きます。

ここからはスマホの写真です。さすがにコンデジといえどもCoolPixP950は大きいので。

ちなみに公園からは不動前駅へも歩いて行けるんですが、近くに日本野鳥の会のオリジナルグッズを販売している「直営店バードショップ」があるのでぜひ寄ってみてください(日曜日はお休み)。

武蔵小山が人気があるのは、この素晴らしい商店街「武蔵小山商店街パルム」があることも理由です。

目的である「王様といちご」に着きました。

このお店はキングパフェが有名で、テレビでもよく紹介されています。だけど、すごく入りづらい。

勇気を振り絞って店内に入り、奥の方へ通されました。空いているところを写真で撮っていますが、店内はほぼ満席。お客様の男女比は私を除いて0:10でした。

壁には有名人の色紙がびっしり

パフェで有名なお店ですが、実はこのナポリタンが目当てでした。10年前くらいに1度食べて衝撃的に美味しかったので、また来たいとずっとずっと思っていました。

昔ながらのねちねちしたナポリタン。有楽町にあるジパングのナポリタンも好きですが、私はここのナポリタンが日本一美味しいと思っています。今回もやっぱり期待通り美味しかったです!

久しぶりのバードウォッチングもできたし、美味しいナポリタンも食べられたし、大満足で自宅に帰ります。

実は林試の森公園は都心では珍しいオオルリ(4月中旬~8月)、キビタキ(4月中旬~10月)、サンコウチョウ(5月中旬~8月)といった野鳥が観察されることで有名な探鳥地であるとこの記事を書いている最中に知りました。

この公園に来る時期を間違えたか?!夏のバードウォッチングは難易度高いけど、また食べに来よう!、、、じゃなかった探鳥に来よう!

:titl