コンデジお供にバードウォッチングをはじめてみた

東京都内を中心とした野鳥観察の訪問記録を綴ったブログです。

東京港野鳥公園でバードウォッチング

今日は都内有数の野鳥観察地でもある大田区の東京港野鳥公園に行くことにしました。ここは東京湾の埋め立て地の野鳥たちを保護し、観察するために作られた公園ということできっと野鳥がたくさんいるはずなんですが、この公園でも野鳥になかなか会えないようだと鳥に見放された人として確定してしまう感じがし、なかなか来る決心が付きませんでした。

しかし機は熟したと思い、来た

 

板橋区に住んでいる私としてはちょっと遠いのでいつもの自転車ではなく電車で来ることにしました。JR浜松町駅東京モノレール羽田空港線のモノレールに乗り換えて流通センター駅で下車します。

駅から公園までは徒歩15分くらい。京浜運河を渡ったところ。駅の隣にそば屋さんはあるけど、この道のりにコンビニがないし、公園内でも食べるものは売っていないので事前に食べるものを買っていきましょう。

公園の正門が見えてきました。公園の周りは物流倉庫だらけなので大きな道路にトラックがビュンビュン走っています。

東京港野鳥公園に到着!

9時開門ちょうどに到着しました。今日も気合が入っています。

門を入って少し歩くと管理事務所に到着します。大人は入園料が一般300円で、年間パスポートだと1,200円となっています。11月~1月の期間は9時~16時30分が開園時間となります。

年間パスポート、なんとも絶妙な料金設定で悩んだ挙句、一般入園としました。スマホ決済か1,000円なら買ってたかも。

園内マップの看板の写真も撮りましたが、見づらいので公園のホームページから拝借させていただきました。管理事務所から左側が西園、右側が東園となっています。

園内は広いけど、行動できる範囲はそれほどでもないかな。ただ、観察スポットがたくさんあるから時間かけて楽しめそう。

東園からスタート!水鳥たちに会いに行く

入園料を払って園内マップと鳥ガイドをもらいます。そして西園に行くか、東園に行くか決めることになりますが、まずはネイチャーセンターを目指すために東園から探鳥をすることにしました。

建物内に入ったところ。綺麗で居心地◎。窓が広くて開放的。鳥グッズなんかも販売されていました。

日本野鳥の会のレンジャーさんが常駐していて解説してくれるそうです。双眼鏡や図鑑なんかも無料貸し出ししていてまさに至れり尽くせり。

潮入りの池というそうです。見晴らし良く気持ちいい。カモ類がたくさん浮かんでいるのが見えます。

単体でいるとダイサギかチュウサギかコサギか分かりません。足指が黄色ならコサギで確定なんだけど見えずじまい。冠羽もなさそうだし目の周りがうっすら緑っぽいからダイサギということにしておきます。

チュウサギはクチバシが若干短いと図鑑に書いてある。。。クチバシ短いような気もするし、、鍛錬ですな。

ダイサギ

オオバンの群れ。オオバンが立っているの初めて見ました、、、なんかおぬし足が結構細かったんですね。カモとフォルムが似ているからあの足を想像していました。

なるほど、オオバンはカモ科じゃなくてクイナ科だったのか

オオバン

おなじみアオサギさん。今日も決まっているな(`・ω・´)b

アオサギ

ネイチャーセンターの横からも外に出られます。11月も半ばですがそんな寒くもなく、風もないので最高の探鳥日和。

ネイチャーセンターのすぐ横はミニ生態園(淡水湿地)となっています。

中に入ると小さな池があります。

ホシハジロの群れがいました。実は先週のNHKの番組「ダーウィンが来た!」でカンムリカイツブリの特集をやっていて是非会ってみたいと思い、ここなら見れるかもと期待していましたが、いませんでした。。

ホシハジロ

こちらにもダイサギがいました。あれ?クチバシまっ黄色だし長い。こっちがダイサギならさっきのはコサギ?あー、混乱混乱。。。

外で暮らしているのに私のワイシャツよりも白いのはなぜ?

ダイサギ

最寄りの観察小屋である2号に向かいます。

中はこんな感じ。清潔でしかも座って観察できるなんで素晴らしい。

観察窓を覗いたところ。

ホシハジロだと思ってなんとなく撮影したんですが、家で見てみたらどうやら違う。初見のヒドリガモ(オス)だ!もっとちゃんと撮れば良かった!

ヒドリガモ

別の場所に移動する途中で鳥の大群に遭遇。写真に納まりきらないぐらいの大群でした。

一斉に飛んだと思ったら、一斉に木に止まったので観察してみるとカワウでした。カワウってこんなに群れて生活するんですね、ちょっと怖い。

カワウ

1号観察小屋に行きます。

中の造りは2号の小屋と同じです。観察窓からの見晴らしはこんな感じ。

やあやあキンクロハジロさん、、、いや違う!初見のスズガモだ!黒色緑色光沢があるんですよねスズガモは、うれしい!

和名の鈴鴨は飛翔時の羽音が金属的で鈴の音に似ていることに由来しているということは知っていたので飛ばないかしばらく待っていましたが飛びませんでした。

スズガモ

前浜干潟観察デッキに来ました。

観察窓はこんな感じ。

見晴らし良し。

こちらには鳥がいませんねーと思っていたら、なんとすぐ近くにイソシギを発見しました!こちらも初見の野鳥。尾っぽを上下にフリフリしながら餌を探していてかわいい。

イソシギ

少し戻って東観察広場に向かいます。

こちらも池に浮かぶ水鳥を観察することができます。

羽田空港が近いので飛行機が真上をゴーっと音を出しながら過ぎていきます。

ホシハジロも真似してゴー。

東園を一通り観察し終えて管理事務所に戻る途中、モズ子さんに会うことができました。モズはカワセミと並んで人気のある野鳥と知ったので、私もモズに会えるとつられてうれしくなります。

モズ

いそしぎ橋を渡って戻ります。

あちらが大田市場になります。

芝生広場

西園で小鳥に会いたい!

管理事務所に戻って、今度は東園と反対側の西園、自然生態園に行きます。

自然生態園を入ってすぐのところ。

自然学習センターに到着しました。自然観察会や工作教室などの行事で利用されるらしいですが、今日は催しはない模様です。

中には入ることはできました。工作台とか懐かしいな。小さいころ図工とか美術とか得意だったのでここにいるだけでもテンション上がります。

自然生態園はこんな感じの道を割と進みます。最近、チュートリアル徳井さんの”徳井video”というYoutubeを観ていて登山に興味を持ち始めています。

徳井さんも50代になって趣味を持ちたいと言って色々始めているので興味深く観ています(※徳井さんまだ46歳でした)。

3号観察小屋に到着しました。

中は前の小屋と違って明るい感じ。3号は人気がある小屋らしく、他のバーダーさんが多くいらっしゃいました。

観察窓から覗いた感じ。

アオサギさんのブレない佇まい。

アオサギ

ぼさぼさ頭に共感が持てるヒヨドリ

ヒヨドリ


しばらく待っていると会いたかったエナガが登場!双眼鏡でははっきり見えていたもののコンデジのオートフォーカスのピントがなかなか合わずぼんやりした写真になってしまう。こういうときにマニュアルフォーカスの大事さを実感しますね。

(※家で説明書見たらAFロック撮影モードという機能で解消されるそうでした。)

何十回もシャッター押して、一番よく撮れているのがこれ(涙)

エナガ

更にさらに!こちらも会いたかったジョウビタキ、略してジョビ男さんが登場してくれた。こちらも同様にピント合わずボケた感じに。。そのあとノスリも来ましたがカメラに納められず。。

あーー、もう!!

ジョウビタキ

楽しい3号観察小屋を後にする。お花畑や何かの畑がありました。

ちょっと開けてて気持ちいい。テーブルとベンチもあるのでここでお昼ご飯が食べられたら美味しそうですね。

リュックの中には食べ物がなにもないので見てるだけ


4号観察小屋に到着しました

何もいませんねーと思いながら双眼鏡を覗いていると、そばにいたバーダーさんがあそこにカワセミがいるよと教えてくれました。双眼鏡で捉えることができたものの、カメラで納める前に飛び去ってしまいました。惜しいけど、優しいバーダーさんにほっこり。嬉しい。

9時に来てもう2時だよ。さぁ帰ろう。さすがに野鳥公園だけあって、バーダーさん100人以上来ていたんじゃないかな。

門に向かう途中、メジロがいる木を発見!3度目の正直だっと思ったけど、今回も葉っぱに隠れてしまいうまく撮れませんでした。メジロは難しい。。

メジロ

コゲラも発見!だけど、すばしっこく動くのでカメラに納めることが難しい。頭が木で少し隠れてしまいました。

コゲラ

バーダーさん4人くらいが同じ方向に向けてカメラを構えていたので、私も近づいてその方向を見るものの探せず。するとバーダーさんがあそこのアオジがいるよと教えてくれて撮影することができました。こちら初見の野鳥、嬉しい!

 

茂みの中にいて色も同色だから、よく見つけられたなぁ。目がくりくりしてかわいい

アオジ(メス)

お腹空いたので帰ります!公園の目の前にJR大森駅行きのバス停があったのでそれで帰りました。

いやー、期待以上の楽しい公園!年間パスポート買えばよかったかな

観察ポイント多くて写真もちょっと多くなってしまいました、すみません!